くらしのトラブルをふせぐ

下水道編

ご家庭でできる点検のポイント
排水の流れが詰まった時
排水口
 汚水が流れないとき、排水口の近くで詰まっていることがあります。市販のラバーカップで詰まりを取り除いて下さい。
汚水桝
 この桝に汚水が流れてこないときは、宅地内で詰まっていますので、指定下水道工事店に修理を頼んで下さい。また、汚水が溜まっているときは、他の汚水桝も調べてみましょう。
公共汚水桝
 この桝に汚水が流れてこないとき、宅地内で詰まっていますので、指定下水道工事店か清掃業者に修理を頼んで下さい。汚水が公共桝で溜まっているときは、公共桝と下水道の本管との間で詰まっている場合もありますので、この場合は下水道課へ連絡して下さい。
家が並んでいるイラスト

悪臭をなくすために・・・
悪臭がでる原因の一つは、排水桝(槽)除害施設(グリーストラップ等)や排水管の掃除がゆきとどいていないので、そこに溜まった汚物が腐って悪臭を出している、もしくは、排水桝(槽)や排水管などがこわれているため悪臭を出している。の2つが考えられます。
また、家庭内にあるトイレ器具や流し台などを、1ヶ月に1回位の割合で清掃することと、排水桝などを6ケ月に1回点検することがとても大切です。
グリーストラップの清掃は役所指定の清掃会社でもやってくれます。(有料)
なんといっても悪臭が出ないようにする第一歩は、野菜くずや、食べ残しの物、油の使い捨てのものが、排水と一緒に流れこまないよう気をつけなければなりません。
点検のめやす
排水管
 お風呂、台所、洗面台などについた配管が割れたりつぎ目が外れていませんか。<6カ月に1回>
露出部分の配管もホコリを掃き取る等してきれいにしましょう。破損カ所がわかります。また、管を軽くゆすってガタつかないか調べましょう。
排水管と通気管についた付着物の清掃
 トイレの汚水や台所等からの流れた使用済みの水でも長い間には、排水管にスケール(付着物)がつきます。通気管にもスケールがたまりますので、点検してもらいましょう。<6カ月に1回>
汚水桝(槽)
 桝の中に溜まった野菜くず、その他の固形物を取り除きます。<6カ月に1回>
汚水桝が排水管より高い場所にある場合
 ポンプで揚げていますので、電極棒が大丈夫かどうか、ポンプのモーター音が変でないかどうか等を調べて下さい。
地中に埋設された排水管の場合
 管が破れていたり、ひびが入った場合あるいは締め具がゆるんでいると地面がぬれて汚水が出ています。注意して見てみましょう。<6カ月に1回>
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